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インプラントセンター京都で施術させていただきました、実際の症例をご紹介いします。

副鼻腔を避けてインプラント治療を行った症例

Case2

 

この患者様もかなり以前の症例です。

「右上の奥歯がぐらぐらして食事中に噛むと痛いので右側で何も噛めない」ということで当センターを受診されました。

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 歯周病で根の周りが炎症を起こしてしまい、化膿している状態でした。

こういった場合、根の周りの炎症は長期間に及んでいることがほとんどです。

炎症が長引けば、インプラント治療を行う上で大切な副鼻腔下の歯ぐきの骨がどんどん無くなってしまいます。

長い間炎症状態が続いていたことで、この症例も右上奥の歯ぐきの骨はかなり薄くなっている状態でした。

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次に、この症例の術後のレントゲンをご覧ください。

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インプラント治療の経験のない先生や経験の浅い先生は、このレントゲンを見てびっくりすると思います。

「大失敗の治療だ。インプラントが副鼻腔に飛び出している。これはたいへんだ!」となるかもしれません。

(そういう理由で、この患者様には他院を受診しないようにお勧めしております。)

 

本来、骨が薄くなっている場所には骨を造ることが原則です。しかしながら、骨のあるところを狙って斜めにインプラントを埋入すれば新たに骨を造らなくてもよいわけです。

 

実はこの症例は、真ん中のインプラントの位置の骨には内側に6mm程度の厚みがあったのです。

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ピンポイントでこの部分をうまく狙ってインプラント治療を行えば、Case1のようなサイナスリフトを行う必要がなくなります。

治療費用も安価になり、手術による患者様の身体的な負担もかなり軽減できます。

 

というわけで、この症例の真ん中のインプラントは副鼻腔には出ておらず、ちゃんと骨の中に固定されているのです。

 

また、その後側のインプラントも副鼻腔を避けて斜め後ろ方向に埋入しています。

どちらも、インプラントの先端を骨の固い部分に固定することでしっかりとした強度を得ることができるのです。

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患者様は現在も全く問題がなく、食事もしっかり噛めておられます。

「右側でなんでも噛めるようになりました」と大変喜んでいらっしゃいます。